袷から単衣に・・・衣替え月です。絽(紗等)長襦袢半衿の準備はできていますか?夏祭り、花火大会など、浴衣姿で出かける機会も増えてきます。半巾帯結びや兵児帯でリボン結びにして愉しみましょう。袷の着物はメンテナンスを丁寧に済ませて保存しましょう。
松乃では、先月から着付け教室を再開しております。お教室にいらっしゃるほとんどの方は初心者で、最初は教室中が騒然としておりましたが、回を重ねるうちに皆さん慣れてこられて、最近では驚くほど真剣な表情で夢中でお稽古に取り組んでおられます。着付け教室のお稽古は、初めから肌着から着物までを着ては脱いで、脱いでは着て、帯を結んでは解いて、解いては結んで、の繰り返しを行います。皆さん必死です。お稽古は1回あたり2時間行いますが、早い方では2度目のレッスンが終わる頃には、何とかご自身で着られるようになっておられます。そして、手順を覚えた次は着方、帯結びの細かいポイントを指導します。後は体で覚えるまで、繰り返し練習を行います。前回のお稽古の際に、友人同士で参加されている3名の方が、「早速着物を着て、パーティに行ってきました!」と言って写真を見せて下さいました。パーティ会場では、ご自身で着物を着て参加しされたことを皆様に褒めて頂いたそうで、大変喜んでおられました。このような嬉しい言葉を励みに、私達スタッフもより一層、精進してまいりたいと思っております。
入園式、入学式や十三参り等の行事が重なり、着物姿の方を多く見かけ、春の訪れと共に京の街が一層華やかに見えました。最近では結婚式も和装婚が増えてきました。特に国際カップルの和装婚の増加が目立つように思います。先日、雑誌撮影の際にも感じたのですが、以前に比べてデザインやサイズも豊富になっている為、着物を着ることへの敷居が低くなっているのかもしれませんね。世界遺産の寺社仏閣の雰囲気に着物がよく馴染み、新郎、新婦様のご親族様まで着物をお召しになって参列されている姿は、いつ見ても心を打たれます。
この時期は卒業式・卒園式シーズンですので、着物姿の方々をよくお見かけします。着物は好きだけど着る機会ががない方、着たいけれど一人では着られない方、いろんな方がおられますが、皆様着物はお好きなようです。中には「着物は着たいけど苦しいから、つい洋服にしてしまうんです。」とおっしゃる方がおられます。確かに着物は洋服とは違い、数本の紐を使って締めますので、やや苦しさを感じるかもしれませんが、身が引き締る心地良さもあると思います。せっかくの機会ですから、卒業式・卒園式、4月の入学式・入園式には是非、着物で出掛けてみましょう。そして、着物を着た後はお手入れも忘れないで下さいね。
1月、2月は、茶道、華道、香道などの初稽古のためでしょうか…着物姿の方々をよくお見かけます。とても華やかで素敵ですね。松乃では、今月から着付け教室「着付けサロン・まつの」も再開致しました。(詳しくはホームページをご覧下さい。)この機会に是非、着付けを身につけてみてはいかがでしょうか。ところで、お正月に着た着物のお手入れは大丈夫ですか?衿元の折線や汗のにじみ等は、早目のお手入れの方が必要です。片付ける前に目を通してみましょう。先日、「成人式後には、振袖の袖丈は通常の短い袖丈に直した方が良いのでしょうか?」といった質問がありました。あわてて直す必要はないと思います。お若い時期に振袖を着て出かける機会はまだまだ沢山あると思います。また、近年ではご自身の結婚後も友人の結婚式の祝い席に振袖をお召しになられる方もおられます。既婚、未婚を問わずに、十分に振袖を楽しんでからお考えになられてはいかがでしょうか。